グアテマラ&メキシコ民芸雑貨アルテサニア・マヤ

メキシコはオアハカ州イスモ地方の、民族衣装から切り取ったメキシコ刺繍のお花のブローチやヘアアクセサリー。

一縫い一縫いとても細やかで丁寧な手仕事で仕上げられています。

ヘアアクセサリーは親子でオソロ、仲良し同士お友だちとオソロもとってもかわいいですよ!

(フリーダ・カーロも好んで着ていたというイスモ地方のお洋服はこのお花が特徴だそう(^^))


グアテマラの『トドス・サントス・クチュマタン』という村の民族衣装をリメイクして作られた織物のウイピルポーチ。

こちらも色あざやかに細やかに様々な色と形が織り込まれ、どうやって織られているのか、ずっと眺めていても飽きないほどです。

1点ずつ色合いが異なり、その色によってポーチの裏面の色も違います。

 

1つ1つが貴重な素晴らしい手仕事の逸品。

北海道で直接出会える場は私たちのサロンのみです。

ぜひ直接手に取ってご覧ください。

 

 

◆メキシコ刺繍のお花のブローチ 1800円~2800円(税込)

 

◆メキシコ刺繍のお花のヘアアクセサリー 1000円~2000円(税込)

 

◆グアテマラ『トドス・サントス・クチュマタン』ウイピルポーチ 1700円(税込)

グアテマラ&メキシコ民芸雑貨 アルテサニア・マヤ


グアテマラ・メキシコと日本をつなぎ、素晴しい手仕事・手作り作品を届けてくれる「グアテマラ&メキシコ民芸雑貨 アルテサニア・マヤ」

 

ラテンアメリカに行ってみたい!というきっかけが、小学生の時に観た『太陽の子エステバン』だったというオーナーの花輪恵子ちゃん。
マヤ文明やインカ帝国の遺跡に心を奪われ、大学ではスペイン語を専攻。
卒業旅行で2ヶ月ほど、メキシコとグアテマラを友だちと2人バスで1周したのが初めての海外旅行だったそう。

 

その旅でメキシコ人や日本人、たくさんの友人ができ、遺跡などいろいろと一緒に巡り。

日本に戻って社会人として働いてからもその楽しさが忘れられず、お金をためてはメキシコやグアテマラを旅する生活に。

 

グアテマラのアンティグアに、聖週間(イースター)の時期に1週間滞在したことがキッカケで、旅は滞在型に変わったそう。


一晩かけて家族総出で行われる、キリストやマリアをのせた神輿が歩くための絨毯作りに参加したり(オガクズに色をつけたもので作るので、作ったと思ったらあっという間に踏まれてぐちゃぐちゃ。でまた作る!と、すごい重労働だそう)、スペイン語学校に通ったり、サルサを習ったり。
そうしている間にスペイン語の先生や欧米の友人、先住民族の子どもたち…知ってる顔がたくさんでき。

 

さらにこの旅がキッカケで、30〜35歳頃には1人でグアテマラに行くように。

毎年2、3ヶ月アンティグアに行っては、午前はスペイン語学校に通い、午後は近くの村までバスに乗って先住民族の子の家で織物を習い。
年に2回行くこともあったそう。

 

 

「織物の村まではそんなに遠くないのに、バスにお客さんがたくさんいないと発車しないから、時間がかかるかかる!

 

2人がけの椅子に3人座る座席はぎゅーぎゅー詰めで、バスの中に外国人1人いるのもなんかおかしくて、通称チキンバス(動物も一緒にのせるバスだから)と呼ばれるバスも私はすごく好きだった。

ラジオから流れてくる歌をみんなで熱唱したり。もちろん私も。

 

バスが村に着くと必ず織物の先生の家の子どもたちがバス停で待っていてくれるの。
いつ来るともわからない私を心配して。
グアテマラは何が起こってもおかしくない場所だからね。

 

織物の先生は20歳前だったけど、しっかり教えてくれた。
兄弟がたくさんいてね、小さい子どもたちと遊ぶのもすごく楽しかったんだ。
村に来てる外国人なんて全くいないから、近所の子どもも見に来るしで、みんなでいつも遊んでた。

 

テレビなんてなくて、ラジオの音と子どもの声、鳥の声だけが響きわたる村が大好きだった。

 

私が日曜日ホームステイ先で食事がないのを知っていて、先住民族のお母さんは私にごちそうしてくれるの。
日曜日ごとにいろんな家族に招待されてご飯を食べさせてもらったよ。

 

いまやフェイスブックでつながれるようになったけど、一緒にネットカフェに行って、メールの送り方をみんなに教えてたよ。
私が初めてのパソコンi-Macを買ったのも、彼らと連絡が取りたいからだった。1999年。

 

先住民族の人たちがつくりだす織物は、お母さんが家事のあいまに家で織ってるの。

それを見て娘が継承していくというスタイルだったんだけど、今はもう廃れそうなんだ。
グアテマラは先住民族の村ごとに衣装のように織物があるの。
でも今はジーンズスタイルになっちゃう子もたくさんいる。
織物は時間がかかるしお金もかかる。洋服は安いからね。

 

村のお母さんたちに譲り受けた織物たちが、私がこういうネットショップを始めようと思った最初かな。

 

その織物の素晴らしいこと!
村の人たちの生活をなんとかしたいという想いと、この素晴らしさを日本のみんなに見てもらいたいという気持ち。
グアテマラに行く度に少しずつ買っていったの。


最初はネットショップでなく、地域のイベントとかで売っていたんだよ。
日本にいるときよりもグアテマラにいる方が忙しかった。笑
ステイ先のご飯の時間に間に合うために走り回ってたよ。
会いたい人がたくさんいるから、今日はこちらの家族、明日は民芸品市場!という感じで。

 

今は、村のお母さんたちから買うというのが難しい状況だけど、一生懸命織っているお母さんたちの顔を思い出して、一緒に何かできたらと今も思ってる。

 

グアテマラという地は内戦のひどかったところで、たくさんの先住民族が虐殺された場所でもあるの。
差別がいまだにある。
でも、グアテマラという国を紹介するとき、先住民族の文化以外ないんだよ。

 

もっともっとあの素晴らしい文化を遠く離れた日本の人たちにも知ってもらいたいという気持ちと、グアテマラという国に外国の人が関心をよせることによって、国際的な目で見守られてほしい!

ということもあるの。
そしたら、もう二度とあんなひどい虐殺とかなくなると思うから。」

 

 

恵子ちゃんの「大好き」が言葉いっぱいにつまっていて、想いが、愛、が手に取るように伝わってきます。

 

 

恵子ちゃんからみなさまへのメッセージです。

 

日常の中に非日常がある楽しさを皆さんに感じていただきたいなぁ!という想いから、アルテサニア・マヤを運営しています。

 

グアテマラやメキシコは日本からは遠く離れた場所にありますが、そこには魅力溢れるものや場所がたくさんあります。

 

ひとつは、世界に一つの手仕事もの。

刺繍や織物など、素朴で優しくて作り手の気持ちが見えるような素晴らしい作品。

 

そして、マヤやアステカの遺跡たち。
私が幼い頃に見てその不思議さに目が離せなくなったように、高度な文明がジャングルの中に今も眠っています。

 

それから、なんといってもそこに住む人々の温かさ。

私は、家族のように大切な人々に会いたくて、中南米に通い続けてきました。

 

コーヒーやラテンの音楽などなど、魅力は他にもたくさんあります。

 

日本とは違う別世界に自分の『好き』をまたひとつ見つけると、忙しい毎日も一層豊かに楽しくなります。

 

生活の彩りのひとつとしてグアテマラやメキシコの手仕事ものを手にとり、そしていつの日か訪れてみたいと思っていただけたらこんなに嬉しいことはありません。

 

 

いつか余市のサンタのトコロ(ガンダルフの庭)で、青空の元そんな異国のお話を聞いたり、むこうの料理をみんなで楽しむ…なんてことができたらいいなぁなんて、いろんなことすっ飛ばして妄想はふくらむばかりです。

 

掲載写真には、「アルテサニア・マヤ」のパンフレットや(グアテマラの魅力をギュッと凝縮して紹介!)恵子ちゃんの見て聞いて味わって出会ったラテンアメリカも。

 

是非いろんなところでいろいろな形で、恵子ちゃんの出会ったグアテマラ・メキシコの世界と出会ってください!

 

近々サロンもオープンするようですよ~ヽ(^o^)丿

 

 

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